日本の北の端に近い北海道名寄市で、18年前から農業高校と近くの小学校が連携学習を続けている。農業高校の生徒が先生になって小学生を対象に、動物教室、草花教室、カボチャ教室、水稲教室、料理教室を開いているのだ。
この連携学習は、小学生には本物と触れあえる得難い体験学習となり、また農業高校生にとってもやる気や自信、学習の深化、さらにはお互いの心の交流など願ってもない教育効果を生んでいる。今求められている「生きる力を育てる教育」が、そこでは生き生きと展開されている。
来年から正式にスタートする「総合的な学習の時間」の先取りともいえる取組みを長年にわたって行なってきた名寄農業高校(以下名農)と名寄東小学校(同東小)の連携学習を紹介しよう。 |