京都府亀岡市立別院中学校
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全校の学習発表会で農芸高校での学びを報告
10月26日、全校の学習発表会があった。これには保護者をはじめ地域の人たちが参観にやってくる。1年生は農芸高校との交流で得たものを発表していく。
トマトの栽培で、
「農芸高校のビニールハウスでは、ハチを飼っています。受粉させて実をつけさせるためです」
「わき芽とりとは、幹と枝の間に成長した新芽をとることです。新芽は成長したら、また実がでてきますが、新しい実まで栄養が回らないのでその新芽をとることです」
「摘果とはたくさんかたまってできているトマトを4個から5個に減らす作業のことです。なぜ、そのようなことをするのかというと、農芸高校では、大きくおいしいトマトを作るために行っています」
「摘葉とは長く成長した芽を3分の1くらいに切ることで、あまり成長しすぎると、となりの木に進入して害虫などがついたりしやすくなるからする作業のことです」
などの発表がつづく。
高校生たちの様子を見ていて「作業をするときの目が輝いていました」と、気づいたことの報告もあった。
クイズも取り入れた発表もある。農芸高校で知ったこと、インターネットで調べたことクイズを画用紙に書いて、それをみている生徒たちに答えてもらう。例えば、
農芸高校で育てているトマトの品種は? 「浦島太郎、山田太郎、桃太郎、金太郎」
お母さん牛の体重は? 「400キロ、500キロ、300キロ」
クワの刃と柄をつなぐ部分の名前は? 「根元、鍬根、刃根、風呂」
など、楽しい問題を考えている。
2年生は林業や畜産の職場体験学習
2年生は職場体験学習をする。校区にはスーパーマーケットなどの商業施設がほとんどないので、おもな産業である農林業で職場を選んでの体験が主になってくる。林業で枝打ちの体験をする。また、肉牛農家で世話や掃除をする。豆腐店、野菜を出荷しているところにも行く。生徒たちは職場体験で地域の人の仕事に触れ、地域を知ることになる。
3年生は地域の調べ学習
3年では、地域の調べ学習として、地質や水質の調査、ゴミの焼却場・埋立処分場などもする。担当の荒木克幸先生は理科の授業を持っている。学校近くのタンポポの調査では、これまでの土では日本タンポポ、新たに造成した土のところでは西洋タンポポが見られるなどの指摘をする。
別院中学校では、このように学校全体の活動として、山菜の採集に取り組むことで地域の自然のなかに入り、それを通して自然の豊かさを実感する。また、米や野菜の栽培や交流の取組みによって農業の魅力を見つけていく。また、それを通して地域の主産業でもある農業を知り、地域を理解していく。こうした多角的な展開が生徒たちの世界を確実に広げていくことにつながっている。
(西村良平 記)
(
校長 中川寛先生からのメッセージ 
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