第4章 >> 4. 農林漁業体験プログラムの作成方法

(4)その他、気をつけるべき点など

 引率側も受け入れ側も、お互いへの配慮を忘れないよう、注意が必要です。
 訪れる教育者・引率側にとって、農山漁村は子どもたちの学びの場として捉えがちですが、受け入れる農林水産業の側からすればそこは生活の場であり、生産の場、産業の現場です。教育者・引率側は、受け入れ側が教育のためにさまざまに配慮をしているのだということを常に忘れず、「お金も払っているのだし、教育のためなのだからちょっとくらいは融通をつけてくれても・・・」というような甘えを持たないよう、気をつけなければなりません。
 受け入れる農林水産業側も、就業人口の減少や高齢化といった問題を少しでも理解してほしい、その解決に力を貸してほしい、という切実な思いがあります。その熱意が空回りしないよう、子どもたち、教職員等の引率者たちのニーズに目配りをしながら、プログラムへの協力を進めていく必要があります。
 どちらかが一方的に利用するようないびつな関係ではなく、交流を通して共に豊かな相互理解と成長の機会となるよう、お互いへの敬意をもって接していきたいものです。


第4章 農林漁業体験学習のすすめ方

1. 体験学習を成功させるには

2. 体験学習の位置づけ

3. 体験学習を進める上での課題

4. 農林漁業体験プログラムの作成方法
(1)農林漁業体験の種類
(2)プログラム作成に必要な項目
(3)子どもたちが学ぶことの目標設定
(4)その他、気をつけるべき点など

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