第3章 >> 1. 食料生産の現場としての農林水産業

(1)日本の食料自給率

 多くの子どもが知って驚く事実のひとつに、日本の食料自給率の低さがあります。カロリーベースで40%(2005年;農林水産省データより)という数字は、先進国と呼ばれる国の水準としては著しく低い数字です。けれども、日本の人がお腹を空かせているわけではありません。スーパーに行けば溢れんばかりの食べ物が売られています。コンビニも同様です。子どもたちは、その半分以上が輸入に頼っていることに、大きく驚くのです。
  一方で、この同じ時代に、世界には大勢の飢えた人々が、同じ地球上に暮らしています。けれども日本では、食料を輸入までしているにもかかわらず、食べずに捨てられている食べ物があり、それがごみ全体でも大きな比重を占めているという事実があります。


第3章 農林漁業体験の教育的役割

1. 食料生産の現場としての農林水産業
(1)日本の食料自給率
(2)「食」を実感し、その背景を知るために

2. 生きる力を育む農林漁業の教育的効果

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