(3)「林業」という言葉を知らない子どもがいる?
子どもたちの自然体験の少なさを、その子どもたちが森林に恵まれた国に暮らしていることと併せて考えたとき、今の子どもを取り巻く状況そのものに何か歪みのようなものを感じる、という方は多いと思います。それどころか、林業地に近い地域にある小学校で、子どもたちに「林業」という仕事を知っているかどうかを尋ねたところ、半数以上の子どもたちから知らないという返事があったという話も聞きます。
「木の文化」であったはずの日本の子どもたちが、木のことや森のことを何も知らないままに大人になっていく。このような状況をそのままにしておいて良いのかどうか、強く考えさせられます。何らかの取り組みが必要なのではないでしょうか。
第1章 今なぜ、子どもたちに森林・林業体験が必要か
1. 子どもたちがイメージする森林と現実の森林の違い
(1)木に登ったことのない小学6年生〜自然体験が足りない子どもたち〜
(2)日本の文化は「木の文化」
(3)「林業」という言葉を知らない子どもがいる?
2. 知っているようで実はよく知らない「日本の森林」
3. 学習テーマとして魅力的な「日本の林業」
4. 森林・林業の基礎的データ
5. 世界の環境と日本の森林・林業の深い関係
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